盛岡地方裁判所の敷地内、花崗岩の割れ目に生える「石割桜 (いしわりざくら)」です。
品種はエドヒガンザクラで、樹齢は360年を越えています。
先週末で満開になりました!
現在裁判所がある場所は、盛岡藩主の分家にあたる北監物 (きた・けんもつ) という人物の屋敷でした。
その庭園にあった桜が保存されています。
裁判所の建物側 (屋敷があった側) から見ると、庭園の雰囲気が残っています。
昔は「桜雲石 (おううんせき)」と呼ばれていたとか。
この桜 (および裁判所) があるのは中央通り。8月に盛岡さんさ踊りパレードが行われる通りです。
現在は官庁街およびビジネス街ですが、かつては盛岡藩の重鎮が居住する屋敷が建ち並んでいたそうです。
こんな感じの庭園が、たくさんあったのかもしれません。
隣に生えている梅と一緒に。
盛岡は桜と梅が同時期に見頃を迎えるので、このようなコラボも楽しめます♪
下の3枚は中央通り側から。(観光パンフレットなど、こちらからが一般的)
この桜をモチーフにしたお菓子があり、長らく地元で愛されていたのですが、2018年に生産が終了してしまいました。
花咲かじいさん風のCMは、岩手県内ではおなじみでした♪
夕刻にはライトアップされます!
国の天然記念物に指定されています。
天然記念物の桜は全国に39ありますが、そのうち2つが盛岡市内にあります。もうひとつは前回紹介したこちら ↓↓