ブラモリオカ

岩手県盛岡市をブラブラしています

十二支のイルミネーション〜肴町と八幡町

12月に入ってから、盛岡市街地のイルミネーションを紹介してきました。

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最後は肴町商店街と八幡通りです。

2ヶ所とも「盛岡イルミネーションブライト」という企画 (市内7ヶ所で開催) の会場になります。

まずは肴町 (さかなちょう) 商店街へ。

藩政時代から300年以上続く歴史ある商店街で、町名は鮮魚や乾物を扱う商人が多く住んでいたことに由来します。

盛岡城下で一番繁盛していた町です。それは明治、大正、昭和と変わることなく、戦後に大通商店街が発展するまで盛岡随一の繁華街でした。

現在でも老舗店が多く残ります。

肴町商店街の途中には、盛岡八幡宮へと続く通りがあります。

上が子、下が丑・・・

この通りのイルミネーションは、神社にちなんでいるのか「十二支」が採用されています。(寅、卯と続きます)

南大通一丁目交差点 (上の写真あたり) を過ぎると・・・

辰、巳のあたりから八幡町・八幡通り (はちまんちょう・はちまんどおり) に突入します。

藩政時代に盛岡八幡宮の参道として整備され、明治、大正、昭和・・・戦後に大通界隈が発展するまで盛岡随一の歓楽街でした。

かつてこのあたりには門があり、その先には遊郭が立ち並んでいたそうです。

また、芸妓がいる花街として栄えた歴史もあります。「盛岡芸妓 (もりおかげいぎ)」と呼ばれ、現在まで継承されています。

(イルミネーションは、午、未、申と続きます)

歓楽街ゆえに、一昔前まで「怖い町」というイメージがありました。この通りにも客引きのお兄さんが立っていたものです。

裏通りを中心に多少名残はあるものの、今では割と普通の商店街です。若い人が新しいお店をオープンさせたりもしています。

子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめる「八幡ぽんぽこ市」という市が開かれたり、「怖い町」のイメージはなくなってきました。

(イルミネーションは、酉、戌、亥でゴールです)

 


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