1月の盛岡では、藩政時代から続く寒参りの「裸参り」が行われます。一年の無事息災を祈願し、厄年の人は厄払いをします。
主に町内会単位で行われ、消防団中心の隊列が地域のお寺や神社を目指します。
令和6年の開催は、仙北町 (せんぼくちょう) にある不退院 (ふたいいん)・虚空蔵堂 (こくぞうどう) というお寺から。
本日16時、JR仙北町駅前から隊列がスタートしました。
本番前、参加者は風呂で心身を清めます。
そして、背中に注連 (しめ) 、頭にはち巻き、腰にけんだいわら、口にトウガラシを少し入れたくわえ紙、素足にわらじという出で立ちで参加します。
隊列には、提灯持ち、鈴振り、供物の三宝を持つ人、紙の「はさみ」を持つ人などがいます。
左右に大きく踏み出す独特の歩き方で参拝します。
ちなみに隊列の間を横切ることは、願いが途切れるとしてNGなんです。
ゴールの虚空蔵堂へ。
今月の後半まで、市内各所で行われます。
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