ブラモリオカ

岩手県盛岡市をブラブラしています

ロシアゆかりのつるし雛

もりおか歴史文化館に「つるし雛」の展示がありました。

毎年4月、市内の鉈屋町 (なたやちょう) という地区で「盛岡町家旧暦の雛祭り」(昨年は「盛岡町家春祭り 2023」) が開催されています。

その際、地区内のカフェ「町家サロン ピッピ」(盛岡が舞台の朝ドラ主題歌を担当した某大物アーティストも訪れるお店) で展示されるものです。

「つるし雛」は女の子の健やかな成長を祈るため、江戸後期から作られるようになったとか。

桃は厄除けや長寿、猿は魔除け、犬は安産、唐辛子は悪い虫がつかないようになど、吊るされている人形にもそれぞれ意味があるようです。

今回展示されている「つるし雛」は、ロシアにもゆかりがあるんです。

平成24年5月、日露文化交流事業の一環としてサンクトペテルブルクで開催された「日本の春」というフェスティバルでも展示されています。